生き物日記





スポンサーサイト :: --/--/--(--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. スポンサー広告

ハチの本特集「ミツバチと暮らす四季」 :: 2009/09/21(Mon)

ミズーリ州山地でくらす女性養蜂家、そのハチとの日常がつづられている本です。

shiki_.jpg
「ミツバチと暮らす四季」スー・ハベル著/晶文社 2300円

作者は40歳近くなってから夫とともに養蜂業を始め、離婚後は一人でハチとともに暮らしているとか。オビの文句の「丘の上の養蜂場でつづる 知恵と歓びに満ちた自然誌」.........ということから、ハチが登場する田園エッセイみたいなものかと思って読み始めたのですが、まあ確かにそういうジャンルの本ではあるのですが、意外なほど養蜂の技術について具体的にページが割かれているのです。
ちょっと引用します。

..........巣枠部品はたくさんあるため、初めて荷を解いた時はとまどうものだが、分類してみれば、それがどう組み合わさるかは明瞭だ。そこには、巣枠の側面になる「横桟」と、それを吊るす「上桟」、蜜蝋を支えるために上桟に接してつけられる「くさび」、それに、巣枠を完成させる「底桟」がある。私は「底割れ」巣枠と呼ばれるものを使うのが好きだ。底となる二つの分割された板が蜜蝋巣礎の受け皿として機能する。

う~ん、「なんのこっちゃ~!」。
あまりにも細かいことをつらつら説明されるので、集中力を保つのが難しい。
この本、全体的にこんな調子で、あい間あい間に季節のくらしの描写が入るという感じなのです。

養蜂についてある程度知っているから、私はがんばって読んでいるうちに楽しくなってきたけど、そうでない人はもう少しはしょってくれないと面白くないのでは。
かといって、すでに養蜂を実践している人向けの本にも思えないのです。それは、全篇「ハチとのくらしって、こんな感じよ」みたいなトーンで書かれているから。

誰に向けて書かれた本なのか今ひとつわからない、ちょっと不思議な本なのでした。

訳文も、ちょっとこなれない感じ。

と、いろいろ文句言いましたが、「実用書」と思って読めば、それなりに有用な情報も入っています。ただ実用書のような書かれ方がされていないだけで。

本の評価→☆☆☆
スポンサーサイト
  1. 本の話 生き物、または着物を中心に
  2. | trackback:0
  3. | comment:0
<<ハチの本特集 「風の中のマリア」 | top | ハチの本特集 「ハチはなぜ大量死したのか」>>


comment

comment


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://ikimonotachi.blog10.fc2.com/tb.php/819-c1253997
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。