生き物日記





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ハチの本特集 「ハチはなぜ大量死したのか」 :: 2009/09/14(Mon)

私はときどき、ひとりで勝手に「○○の本フェア」を開催します。
フェアといっても、たいしたことはありません。あるジャンルの本を立て続けに読むだけなのですが、この方式、けっこうメリットがあるんですよ。

よく知らない分野のことは、なかなか内容が頭に入りにくいものですが、わからないなりにとにかく読み続けていくと、ある時期にふっと内容が理解できるようになってきます。そのポイントを乗り越えるのが、ちょっと快感 いろいろな著者の考え方を比較することで、知識の偏りも防げるし、トンデモ本の内容を鵜呑みにする危険も回避できます。

で、この夏は「ハチの本」フェアでした。
せっかくいろいろ読んだので、記録をとっておくことにいたしましょう。
hachinaze.jpg

↑「ハチはなぜ大量死したのか」ローワン・ジェイコブセン著/文藝春秋 1905円

話題のベストセラー本ですね。「確かにこれは売れる本だ!」というのが、読後第一の感想です。まあ「売れる」っていうのは結果論かもしれないけど、なんというか、読んで損はないお得な本なのですね。

タイトルは「ハチはなぜ大量死したのか」だけど、大量死の問題を扱う前に知っておくべきことが、自然とわかるような構成になっています。ミツバチとはどんな生物なのか、人類はこれまでどのようにハチとつきあってきたのか、ハチと人とのかかわりで近年急速に変わったのはどこなのか。だから、ハチのことをほとんど知らない人でも、興味がとぎれることなく読めるでしょう。

原題は「Fruitless Fall」……「実りのない秋」「果実のない秋」? これはカーソンの「沈黙の春」を意識したタイトルなのかな? 日本語タイトルより原題のほうがいいと思うけど、危機感が感じられるようなこのタイトルに注目が集まって売れたみたいだから、結果的にぜんぜん違うタイトルにしてよかったのでしょうね。暗い話だけでなく未来につながる明るい提案も入っていて、読後感もよく、本当にいい本だと思いました。


図書館にリクエストして読もうとしたら、なんと40人以上も予約が入っていて、待ちきれず買って読みました。そんなに多くの人がハチに興味をもっているということに驚き! なのでした。

本の評価→☆☆☆☆☆
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