上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- スポンサー広告
-
-
↑和裁教室にて。友達の作品の「一つ身の着物」かわいいね。 秋の新企画として、番外編の「きもの日記」を拡大することといたしました。週に何度かずつ、私のささやかな着物遍歴を語っていこうと思います。ひと通り語り終えたら、「わたくし的着物文化論」を展開したいのですが、そこまで進めるかな……?
さて、子ども時代の話です。私はとにかくお姫様の出てくる物語が好きで(実は今でも好きだ)、いつもチラシの裏にドレスや着物を着たお姫様の絵を描き散らしておりました。これは、私がもの心ついていて、しかも学校に上がっていなかったころだと思うので、たぶん3から6歳ぐらいのことでしょう。
このころの私にとって、着物イコールお姫様が着てるもので、西洋のドレスとの違いも認識してはいなかったと思います。ただ、着物が何かはわかっていなくても、細部の意匠にはそれなりにこだわりがあって、「かぐや姫」の絵本をまねながら、十二単の袖口の重なりを、しつこく色鉛筆か何かで塗り分けていたような記憶が残っています。色を塗り分けているときは、たぶん自分で自分の着るものを選んでいるような気持ちでやっていたんじゃないかなあと、今から考えるとそのように思うのです。
次回は「悲しき七五三」
スポンサーサイト
- きもの日記
-
| trackback:0
-
| comment:0