生き物日記





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ある東京日記(思い出して書いてます) ー3月11日ー 地震の日 :: 2011/03/11(Fri)

地震後の生活を記録しておこうと、地震後4日めの記録から撮り始めましたが、当日の記録がないのは後から読んだときに片手落ち感があると思い、書いておくことにしました。一週間以上たって思い出しながらの記録なので、いいかげんなところもあるかもしれませんが。

この日は部内引っ越しの準備をする日だった。私はビルの3階にあるオフィスで机周りのものを段ボール箱に詰めていた。社内至るところに段ボール箱が積み上げられていて、落ち着かない。

3時少し前、机を動かしたらホコリが出てきたので、私は掃除機をかけることにした。
机と机のすき間を掃除機をかけながら進んでいるとき、「地震!?」という声が聞こえた。最初は微弱な揺れだったので「こんな時に地震なんて~」と皆笑っていたが、すぐに揺れが激しくなり、何人かが机の下にもぐり始めた。私は出入り口を確保しようと、3階の入り口を開けに行く。入り口は既に開いていたので、することは何もなかったが、揺れの間はそこでやり過ごすことにした。出口を出てすぐの階段踊り場は、落ちて来るものもなく安全そうに思えたのだ。
だが、揺れは激しくしかも長い。建物自体が大きくきしむ。この場所ですら危険なのではないかと思えてくる。3歩で歩けるぐらいの範囲であちこち動いてみるが、建物自体が壊れてしまいそうで、もうなんだかよくわからない。とにかくじっとしていることにする。
しばらくたって、やっと揺れがおさまる。周りを見回すと、棚の上に置いたファイルが落ちコピー機が大きく動いている。
部内の避難誘導係から、外に避難するように指示が出た。会社の横にやや広い駐車場があるので、しばらく待機するようにとのことだった。
皆、家族に連絡をとろうと、携帯電話をかけまくっている。予想されたことではあるが、電話は全くつながらない。
ワンセグ携帯を持っている人が「千葉で火災も起きているらしい」と言う。不安が広がる。
私たちが待機しているところに、小学生の男の子が近づいてきた。家に一人でいたら地震が起こり、一人でここまで来たのだという。私たちが話しかけたら、気がゆるんだのか泣き出していた。

ときどき余震が起こる。
駐車場からオフィスを見ると、本棚が大きく揺れている。あそこに戻らなければいけないのかと思うと怖い。

1時間ぐらいたって、固定電話はつながるようになってきた。阪神淡路の地震のときは携帯のほうが早かったが、今回は逆だ。使う人数の違いなのかもしれない。

4時すぎ。会社から解散の指示が出た。帰宅できる人は帰るように、帰れない人は本社会議室に泊まるようにとのこと。

私は自転車なので帰宅に問題はないが、とりあえず本社に向かう。
そこでテレビを見て、初めて津波のことを知り愕然。

6時すぎに自宅についた。
家族は全員無事だった。




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