生き物日記





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おかいこ様(7)さあ、どうするか? :: 2005/11/02(Wed)

 いろいろな事実を調べて、私のおかいこ様計画は白紙の状態に戻ってしまいました。そもそも買ってきた卵から育てたものを、羽化してからはなすという考えが甘かったのかもしれません。絹を手に入れるためなら、繭を湯につける痛みから逃げてはいけないのかも? しかし養蚕農家でもない私が、果たしてそこまでやる必要があるのか? いやいや、現代社会では、あらゆることを専門家に任せているから、くらしのあり方が見えにくくなっているのかは?
 迷いは続きますが、だらだら考えていても仕方ないので整理して考えてみましょう。

1)卵を買ってカイコを育て、繭を湯につけ糸をとる。
2)卵を買ってカイコを育て羽化させてから最後まで面倒を見る。羽化した後の繭からつむぎ糸をとる。または真綿をとる。
3)クワコ(野生のカイコ)をとりに行き、羽化させてから繭を利用する。羽化したガは、もとの場所にはなす。

 飼うなら選択肢はこの3つですが、実は未だにどうするかは決めていません。カイコの飼育シーズンは春なので、それまでゆっくり考えようと思っています。どれがベストとも決めかねれば、一年に一方法試していくかもしれません。
 焦ることはないのです。人生は長いのですから。
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  1. かいこ
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おかいこ様(6)破れた青写真 :: 2005/10/24(Mon)

あれこれ考えた末、私がたてたかいこ飼育と絹糸採取の計画は次のようなものでした。
1)かいこの卵を購入。
2)おかいこ様の幼虫を育てる。
3)おかいこ様、まゆをつくってさなぎになる。
4)おかいこ様、まゆを破って成虫になる。
5)かいこの多い場所で成虫をはなす。
6)残ったまゆから、つむぎ糸をとる。
 完璧な計画だと思いました。この方法なら、さなぎを殺すこともなく成虫を飼育することもありません。(チョウや蛾の成虫の飼育は難しいので、基本的にはしないことにしているのです)
 ところが、「かいこの絵本」をよく読むと、こんなことが書いてあったのです。

「カイコは、ガの仲間の昆虫だ。もちろん羽だってもっている。でも、驚いたことにカイコは空を飛ぶことができないんだ。」(「カイコの絵本」農文協より)

 なんとカイコは、より多くの絹をとるため人間が長い間に品種改良をかさねてきたため、飛ぶということはできなくなっているのだそうです。交尾の相手を探すときも「羽をばたつかせながら歩いて、メスのいる場所を見つける」とか。
 私の計画は当然ボツになりますが、そのときはそのような生き物がいるという驚きがあまりに強く、自分がどうするかを考える余裕はまったくありませんでした。
つづく(不定期連載)

DSC01727.jpg

↑窓の格子にとまっていたカメムシさん。暗いところにいるので、ちょっとわかりにくいかも。クリックして大きくして見てください。
  1. かいこ
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おかいこ様(5) かいこの本 :: 2005/10/18(Tue)

DSC01703.jpg

 かいこのことは、本からHPからいろいろ調べてみましたが、いちばん参考になったのは、農文協という出版社から出ている「カイコの絵本」という本でした。
 この「そだてて あそぼう」シリーズはどれも大好きなんだけど、1890円とちょっとお高いので自分で買ったのはこの本だけです。
 かいことは何かから、飼い方、糸の繰り方まであますところなく説明されて、実に充実の一冊。たぶん、飼育を始めたらさらに手放せなくなるでしょう。
  1. かいこ
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おかいこ様(4)ー糸をとるにはー :: 2005/10/16(Sun)

 かいこを飼ってみたいというのは、最終的には繭から絹糸をとってみたいということなのですが、これは即ちおかいこ様の命を頂戴することになります。絹糸をとるには、繭をお湯につけてから、糸を繰らなくてはいけないからです。
 ここのところが、抵抗を感じるところなんですよね。う~ん、と悩んでいたら雑誌か何かでおもしろい記事を見つけたのです。(切り抜いていなかったので細部は思い出せない。ちゃんととっておけばよかったよ~)
 アジアのある国(書いてあったけど忘れた。知ってる人いたら教えてください)では、宗教的な戒律でかいこを死なせることは戒められている。そのため、かいこが蛾になって繭から出ていった後、穴のあいた繭を紡いでつむぎ糸をつくっている。この国の絹製品がすべて「つむぎ」なのはそのためである……とか確かそんな内容でした。
 そうか! つむぎ糸ならかいこが無事に羽化した後でもとれる! 私のおかいこ様プランにひと筋の光が差し込んだような気がしました。
 しかし光を見たのもつかの間、そのプランもまた難しいことが、資料を調べていくうちにわかってきたのです。
つづく(不定期連載)

DSC01673.jpg

↑本格的な秋を迎え、ゴーヤーももうおしまいです。楽しい夏の思い出をありがとう!
  1. かいこ
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おかいこ様 (3) :: 2005/10/13(Thu)

 小学校のときに学校でカイコを飼育したことのある人は多いのではないでしょうか? 私も飼った経験はあるのですが、幼かったせいか記憶が不確かなのが残念です。それでも頑張って思い出してみると……
・当時私は千葉市に住んでいた。
・近くの山に「ヤマガイコ」と呼ばれるものの卵を取りに行った。そのときは男の先生(たぶん理科の先生)と一緒だった。
・カイコの卵は、生徒二人に一つずつ。かき氷を入れるようなスチロールのカップに入れて飼った。
・私のかいこは、卵からふ化して数日後に亡くなってしまった。
・繭をつくって蛾になるまで育ったのは少なかった。確かクラスで二匹ぐらい。

おお、だんだん思い出してきました。ヤマガイコと呼んでいたのは、たぶん「クワコ」という野生のカイコだと思われます。私の育てていたのはわりとあっけなく死んでしまって、がっかりしたし悲しかった。でも死なせてしまったのは私だけじゃなくて、結局クラスの大半のカイコが繭を作る前に死んでしまったのでした。
 それに対して担任だった女の先生に「あなたがたは生き物の命を大切にしない。どうしてちゃんと面倒を見ないのですか?」みたいなことを言われたのも思い出してきました。
 でも、今考えるとこれってひどいと思うのですよ。野生の昆虫を卵から育てたとき、無事に成虫になる確率って、それほど高くないはずです。個体の問題もあればエサの問題もあるわけだし。先生は命の大切さを教えるいい機会だと思ったのかもしれないけど、科学的な考え方を無視して道徳の話にすり替えるというのはいかがなものでしょうか?
 「私が親だったら、教師に文句言っちゃう!」と同僚に話したら、「あら、そんな理不尽さは日常茶飯事でキリがないわよ」と言われました。小学生も親も大変ですなあ。
つづく(不定期連載)

DSC01664.jpg

↑バケツ田んぼがずいぶん実ってきました。
  1. かいこ
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